2014年04月11日
水の科学館では、朝から八景水谷公園内のゴミ拾いや落ち葉集めなど清掃活動を行っており、公園を散歩される方々と多く出会います。
そんな中、今週の水曜日(4月9日)、朝から散歩している方々から網を貸していただきたいと相談を受けました。よく話を聞くと、八景水谷公園の池で、「カモ」に釣り針が刺さり、痛そうにもがいているので助けたいとのこと。
そこで、一緒に「カモ」の救出を行うことにしました。
「カモ」は、初め人間に警戒心を抱き、池の奥の方に去っていきましたが、その後、なんとか捕獲。そして、「カモ」から釣り針を取り、池へ逃がしました。
刺さっていたのは、釣りで使うルアー。切れたルアーが、「カモ」の口と腹に3箇所刺さっていました。「カモ」は、救出されると、大きく立ち上がり、羽根を大きく広げて羽ばたき、感謝している様子。その直後、心配していたのかメスの「カモ」が直ぐに寄り添い、一緒に去っていきました。
八景水谷公園では、熊本市の条例により、生き物を捕獲することは禁止されています(熊本市都市公園条例第4条第4項)。もちろん、釣りも禁止です。
みなさんが楽しんで公園で遊んでいただくために、また、自然豊かな環境を守るために、一人ひとりが、マナーを守って公園で遊んでいただきたいと思った1日でした。