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「第3回水環境総合講座」を開催しました

2018年09月20日

水の科学館では、9月8日(土)に第3回水環境総合講座を開催しました。
講師には、熊本県環境立県推進課の林田耕司氏にお越しいただき、「豊かな水循環の保全・海域の再生」と題して、熊本の川や海、地下水について講義していただきました。
具体的には、水は貴重な資源であること、熊本が地下水に恵まれている背景、有明海の干潟や藻場の役割と水の再生には干潟や藻場が必要であること等々のお話を伺いました。
また、有明海や八代海に生息する珍しい生き物をクイズ形式にして、子供たちにも分かりやすく解説していただきました。
その後、水質の悪化や海水温の上昇、赤潮の発生などによって、ムツゴロウやエツなどの絶滅危惧種である生き物が生息しづらい環境になってきているとのことで、魚が住めるまでにきれいにするのに必要な水の量と、私たちにできる水を汚さないための工夫の紹介がありました。
ところで、皆さんは汚れた水をきれいにするのにどれくらいの水が必要か、ご存知でしょうか?
例えば、お米のとぎ汁1滴を魚が住めるまでにきれいにするには350mlの水で済みますが、油1滴を同様にするには38Lもの大量の水が必要なのだそうです。
それでは、水を汚さないようにするために私たちはどんなことができるのでしょうか?
例えば、お米のとぎ汁は庭木にまく、古い油はいらない紙に浸み込ませて捨てるなどちょっとした努力で水質の悪化を抑えることが出来ます。
そして最後に行ったのがCOD(化学的酸素要求量)のパックテストです。お米のとぎ汁や牛乳、洗剤水溶液など4種類の水がどれくらい汚れているかを判別するため、参加者一人一人にキットが配られ、どの水が一番汚いかなどを事前に予想をして、予想と実験結果を比較しました。
講師の林田先生、非常に有意義な講義をありがとうございました。そして、参加者の皆さま、お疲れさまでした。

       
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