2021年02月27日
冬場に空気が乾燥すると発生しやすい静電気。
ドアノブを触った時などに「バチッ」と音がして強い痛みを伴う場合も・・・。
水の科学館では、この「静電気」について楽しく学ぶべく、新型コロナウイルス感染予防対策を講じながら2月23日(火・祝)に工作実験教室「静電気であそぼう」を開催しました。
今回は、前半に「静電気のしくみ」などをわかりやすく解説した後、後半に以下のような楽しい実験を行いました。
①「ふるふる白雪」・・・発砲スチロールの白い球をプラスチックのコップに閉じ込めて何度も上下に振ると、白い球は静電気でどんな動きをするか?
②「ストローのうごき」・・・待ち針とストロー2本を使って竹トンボのような形にし、羽根にあたる部分の一方をティッシュで擦っておき、それに別のストローもティッシュで擦って近づけると、どうなるか?
③「電気くらげ」・・・ティッシュで擦って帯電したスズランテープのくらげを宙に放ち、同じく帯電した細長い風船を近づけるとくらげはどうなるか?
④「百人おどし」・・・アルミ箔を巻き付けたプラスチックのコップに、塩ビ管をティッシュで擦って起こした静電気を数回移します。そして、みんなでまあるくなって手をつないでいき、最後の人がコップのアルミの帯に触れ円が完成した瞬間、静電気を感じるか?
皆さん終始真剣な面持ちで実験に取り組まれ、特に最後の実験が成功した時は、大きな驚きの歓声が上がりました。
ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。