2020年07月03日
水の科学館では、6月27日(土)に工作教室「浮沈子をつくろう!」を開催しました。新型コロナの影響でしばらく臨時休館しておりましたが、再開後初めての工作教室となります。コロナ対策として、手指の消毒やマスクを着用し、会場をこれまでの水の実験室より広い研修ホールに変え、換気や椅子の間隔にも十分配慮した上で行いました。
今回は、ペットボトルやタレビン、ナットなどの材料を使って、ペットボトルを押したり離したりすると中のお魚が沈んだり浮いたりする「浮沈子」を作りました。
工作を始める前に、お魚がなぜ浮き沈みするのか、その原理についてプロジェクターを使って解説しました。
浮沈子の動きには「アルキメデスの原理」や「パスカルの原理」が隠されていることを皆さんは知っていましたか?
この原理を小さいお子さんが理解するには難しかったようですが、原理の名前だけでも頭の片隅に残してくれたかもしれません。
それから、作り方について順を追って説明し、工作開始!参加した子供たちはずっと静かに集中して先生の話を聞いてくれました。また、ペットボトルやタレビンの色塗りをするときも、時間を忘れて集中して塗っていました。
完成後は、みんなペットボトルを力いっぱい押したり離したりしてお魚の動きを楽しんでいました。