2020年10月25日
水の科学館では、新型コロナウイルス感染防止対策を講じながら10月18日(日)に工作教室「水をきれいにする装置をつくろう」を開催しました。
用意するものは、ペットボトル3本・針金・木材・釘・砂・石(大粒・小粒)・金槌・キリです。
作り方は少し難しいです。最初に、木材に金槌で釘を打って底を切り取ったペットボトルを3本たてにならべて設置する土台を作ります。
次に、底を切った3本のペットボトルのうち、2本は口の近くにキリで3カ所穴を開けます(怪我をしないように注意しましょう)。3本とも口から5cm程度まで大粒の石を入れたら、下段のペットボトルには砂を、中段のペットボトルには小粒の石を、上段のペットボトルには大粒の石をそれぞれ8分目くらいまで入れた後、ペットボトルの口を別のペットボトルの底に押し込んで3本を合体させます。
最後に合体したペットボトルが倒れないように針金で設置台に固定したら完成です。
完成後、コップに水を汲んで上からゆっくり流すと、初めは少し汚れた水が出てきましたが、そのうちきれいな水に変わりました。
この後、泥水を上から流してどんな水が出てくるか実験をした結果、時間は少しかかりましたが途中で浄化されてきれいな水が出てきました。
参加者はみんな満面の笑顔で自作の装置を持ち帰られました。
ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。