2021年07月24日
水の科学館では、新型コロナウイルス感染症対策を行いながら、7月18日(日)に第1回水カフェセミナーを開催しました。
今回は、熊本市上下水道サービス公社により「水の循環教室」というテーマで講座が行われました。
講座では、小学生にもわかりやすいよう解説する映像に写真やキャラクターが多く取り入れられ、前半は、熊本地域の地下水の流れや給水のしくみなどの詳しい説明のほか、節水方法の紹介などもありました。後半は、浄化センターのしくみや、処理水や汚泥の再利用、下水に流してはいけないものなど下水道についての話が続き、終わりに、水は巡り巡って循環していることが示されました。
参加者は皆、講師の話に耳を傾け、熱心にメモを取っている小学生もいました。
最後に、SDGs(持続可能な開発目標)が話題に上がり、特に目標6の「安全な水とトイレを世界中に」と目標17の「海の豊かさを守ろう」について詳しく説明され、わたしたちにできることの一例として、節水して水資源を守ることやプラスチックゴミの減量で海の豊かさを守るためのマイボトルの利用が挙げられました。
そして、講座終了後、全員に「水のボトル」がプレゼントされました。
参加者の中には、会場を退出後、さっそく水の科学館に設置してある給水機の水を「水のボトル」に入れて美味しそうに飲んでいました。
ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。