2022年10月14日
水の科学館では、10月8日(土)に稲刈り体験を開催しました。
水の科学館は「水田オーナー制度」に参加しており、田植え・稲刈り体験に応募された方々で、6月11日に田植えを、そして今回は稲刈りを体験していただいたものです。
本来は、田植えに参加された方々全員で稲刈り体験をしてもらう予定でしたが、主催者様のご判断により感染防止対策として人数制限を設けての開催となりました。参加できなかった方々、本当に申し訳ございませんでした。
ところで稲刈りは、雨が降ると延期するということを、皆さんはご存知ですか?
開催前日はぐずついた天気でしたが、当日は風が少し強かったものの雨は降らず、稲刈りが実現できました。
稲刈りを開始する前に、農家さんより、鎌での稲の刈り方や刈った後の稲の積み方、また、麹(こうじ)がついている稲は良い米がとれるという話などを聞き、さっそく稲刈り体験スタート!
腰の高さ以上に育った稲を、最初は慣れない手つきでしたが、段々と上手に刈れるようになりました。
田植えから4か月でこんなに大きく育つものかと感心しました。
みなさん稲刈りは初体験で、小さなお子さんが真剣に稲刈りするところを写真におさめる方もいらっしゃいました。
また、稲の中にこれまで見たこともないような大きなカマキリを見つけ、捕まえて楽しむお子さんも見られました。本当に大きくてビックリしました。
収穫したお米は後日精米して、今回参加できなかった皆さんにも配布する予定です。
自分の手で田植えや稲刈りをして獲れた新米は、どんな味がするのでしょうか?
最後に、お米を作る農家さんの苦労や水田かん養による地下水保全について、少しでも学んでいただけたら開催の意味があったものと思います。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。